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セントラル・タンクターミナルは、日本初のパブリックターミナル会社として1966年に神戸で誕生しました。創業以来、燃料や生活必需品の原材料となる液体化学品を保管する基地として、社会インフラの一翼を担っています。日本のGDPの約20%を占める製造業を支え、産業活動と人々の暮らしに貢献することが当社の社会的役割です。「安全安心を優先した保管・荷役サービス」「サービスの提供を通してお客様と共に成長する」という経営理念のもと、危険物を取り扱うプロフェッショナルとして安全性と専門性を高め、規模拡充と設備投資に努めてまいりました。数回の株主変更とM&Aによって拠点は全国12カ所に増え、所有するタンクは438基にのぼります。全国のマーケットシェアは、規模・実績ともに業界トップの地位を確立しました。2022年には米投資ファンドKKRグループの傘下に入り、海外事業も着々と拡大しています。
入庫時の品質を出庫時まで維持するーこれが保管業の使命です。当社では、厳密な保管条件はもとよりタンクの質にもこだわり、製品に影響を与えにくいステンレス製タンクが全体の約4割を占めています。長年培ってきた知見と必要に応じた設備変更により、石油類や基礎化学品といったベーシックな製品から取り扱いが難しい製品まで、ご要望に応じた条件下での保管が可能です。また、12拠点の大多数が6大港に位置し、お客様の利便性向上やサプライチェーンの効率化に寄与しています。ソフトとハードの両面で高品質なサービスを提供し、幅広く対応できる点が当社の強みであると自負しております。
すでに業界トップのタンク保管容量を誇る当社ですが、今後も引き続きタンク基数を増やしていく方針です。近年、液体化学品の輸入量は増加傾向である一方で、国内では法規制や立地条件によってタンクの新設・増設が困難なため、業界全体としてタンクの保管供給量が慢性的に不足している状況です。しかし当社では、遊休地の効率的な再開発や老朽化したタンクの建て替えを推進しており、今後も継続して取り組んでまいります。液体化学品の物流量を下支えすることに加え、医薬品・化粧品の原材料といった少量多品種の高付加価値品の保管にも一層注力していきます。
顧客満足はもちろんのこと、社員満足度の向上も欠かせません。引き続き構内にいる全員が安心して働ける労働環境の維持に努めながら、社員一人ひとりの働きやすさ・働きがいを高められる制度改正などにも取り組んでまいります。そのほかにも、作業現場における女性活躍推進も注力し、現場で活躍する女性社員も増員も図ってまいります。保管・荷役に対するイメージの刷新を図ることも、私どもの大切な使命だと考えています。
今後もお客様の幅広いご要望に応えるべく変化に臆さず邁進し、社会インフラの担い手として企業価値のさらなる向上に努めてまいります。
代表取締役社長宮川 靖嘉
宮川 靖嘉