interview

個別インタビュー

“想像以上に自然体”—— 荷役現場で働く女性社員の本音

Y.E.

門司事業所

OPグループ所属

1年目(2025年現在)

タンクターミナル業といえば男性が多いイメージですが、CTTでは荷役現場で働く女性社員を積極的に募集中です。
実際に、門司事業所では現場で女性社員が活躍しています。女性から見た荷役現場で働くやりがいやCTTの魅力について語ってもらいました。

企業姿勢と社会貢献できる事業に魅力を感じて入社

CTTに入社するまでの経緯を教えてください。

当社は3社目です。1社目は、化学プラントの点検会社です。大学で工学部を専攻していた私には物足りなくなり、ものづくりに携わりたいと思って製鉄関連会社に転職しました。しかし、ここも自分のやりたいこととずれていて、もう一度転職しようと決意。その中で見つけたのが当社です。軽油やガソリンなど社会インフラに不可欠なものを保管する会社と知り、私たちの生活基盤を支える事業と感じました。仕事をとおして社会貢献できると思ったのが入社の決め手です。

同業他社と比べてCTTのどこに魅力を感じましたか?

一番は、業界最大手という安定感です。成長意欲のある企業姿勢にも惹かれました。業界トップであることにあぐらをかかず、継続して国内拠点を増やしたり、海外も視野に入れたりしている点も魅力的でした。

丁寧な研修と抜群のフォロー体制だから安心して取り組める

入社後の研修について教えてください。

研修は3カ月で、はじめに座学で荷役の基本を学びました。その後のOJTで、座学で学んだことを実物を見ながら確認していきました。研修期間中は1ヶ月ごとに指導担当の先輩が変わります。同じ業務でもやり方は人それぞれなので先輩3人のやり方を見られたのは収穫ですし、自分に合うやり方を見つけられたのは個人的にとても良かったと思います。

OP全体として、新人を育てようとするフォロー体制が整っていたと思います。指導担当の先輩が休みだったり、業務で指導できなかったりするときは、必ず他の先輩に引き継いで私が一人にならないようにしてくれました。心細くなることはなかったです。

OJTでは、何の業務から始めましたか?

タンクローリーの荷役と並行して設備の日常点検と船舶の荷役も教わりました。船舶は最も難易度の高い業務なのでほぼ見学していましたが、一連の流れや先輩と船員さんとのやりとりを見られたのでとても勉強になりました。

OJTを振り返って印象的なことや、特に勉強になったことがあったら教えてください。

当社は本当にさまざまな製品を扱っていますし、荷役もぱっと見は全部バラバラ。すごく分かりにくいと思っていましたが、先輩から「全部同じやり方だから、共通点を探せばいいんだよ」と教わりました。実際にマニュアルと照らし合わせてみると、確かにどの製品も同じ荷役。これを知ってから、一見難しそう・分かりにくいと思っても冷静に見られるようになりました。

現在の業務内容を教えてください。

OJTから引き続きタンクローリーの荷役と日常点検、船舶の荷役を行っています。タンクローリーは基本的に運転手さんが作業されるので、その事前準備や最後まで見届けることが私たちの役割です。日常点検は見る幅が広がり、タンク最上部の機器なども見るようになりました。たくさん種類があるので今はまだ覚えている最中です。OJT中はただ見ているだけだった船舶の荷役も、先輩の指導のもと手伝うようになりました。

どのようなときに仕事のやりがいを感じますか?

一番やりがいを感じるのは船舶です。入出庫する量が桁違いに多く、作業は10時間以上かかる大掛かりなものもあります。もちろん交代しますが、長時間みんなで協力し合って無事に終えたときは、一言では言い表せない達成感があります。自分が携わった製品が日本各地のインフラを支えていると思うと、自分の働きが確実に社会とつながっていると感じて嬉しくなりますね。

部門の壁を感じさせないフラットな社風、自然体で働ける職場

所属するOPグループの雰囲気はいかがですか?

私以外は全員男性社員なので、良い意味でさっぱりした雰囲気です。それぞれが自分の仕事に集中する時間もあれば、みんなで相談しながら進める時間もある。雑談もしやすいので居心地が良いですね。本音を言うと、配属前は男性だけの職場に入るので少し不安でした。しかし、いざ配属初日を迎えると、皆さん明るく話しかけてくれたので緊張がほぐれました。想像以上に皆さん会話しているので緊張することなく自然体で働けています。

他部門との交流はいかがですか?

SD(ストレージ ディストリビューション)は顧客窓口なので、連携するため日々やりとりしています。しかもOPと同じフロアなので、もはや同じ部署という感じです。施設管理は事務所の2階にいるのでSDと比べてやりとりする頻度は少ないですが、現場で設備の不具合を見つけたり、各種機器の使い方が分からないときに尋ねたりしています。どの部門も壁を感じることなく話せています。

現状、荷役現場で活躍する女性はY.E.さんのみですが、CTTではこれからさらに現場で活躍する女性社員を増やしたいと考えています。荷役現場に興味がある人へ一言お願いします。

想像以上に気遣っていただいていると感じます。だからといってよそよそしいわけではなく、自然体で話せるのでありがたい限りです。体力面は特に辛いと思ったことはありません。唯一きつかったのは、最も寒い1月2月の外現場。でも、作業中に具合が悪くなったら交代できますし、無理して働くことはないので安心してください。

門司は中途採用で入社した30代以上が多いので、男女関係なく新人さんを受け入れる体制が整っていると感じます。皆さん社会人経験を重ねて入社してきているので、余裕があると思いますね。

今後の目標を教えてください。

目下の目標は、荷役を不安なく任せてもらえるようになること。その上でSDの業務内容も理解して、SDで人員が足りないときにはすぐ補助になれるようなオールラウンドに動ける人材になりたいです。

最後に、CTTへの入社を検討している方に向けてメッセージをお願いいたします。

当社は他社にはない規模で生活必需品の原料や社会インフラの燃料を保管しています。そのような環境で働けば、自分が社会に貢献できていると実感できて充実した日々を過ごせると思います。現に私がそうです。広く社会に関わる仕事をしたい方はぜひ当社を見てください。自信を持っておすすめします!