interview

対談インタビュー

荷役現場の要!自然な会話で結束力を深めるOPグループとは

S.N. × K.T.

輸送されてきた液体製品の受け入れと払い出しを行うOP(オペレーション)グループ。現場を担うOPグループの仕事とは、どのようなものなのでしょうか。名古屋北事業所で活躍するOP所属の社員2名に語ってもらいました。
  • S.N.

    名古屋事業所 北エリア
    OPグループ所属
    6年目(2025年現在)

  • K.T.

    名古屋事業所北エリア
    OPグループ所属
    4年目(2025年現在)

荷役現場の全てを任される絶対不可欠な存在

お二人が所属しているOPグループについて教えてください。

S.N.

OPは、液体製品の入出荷や保管など荷役現場の業務全般を担っています。具体的には、船舶やタンクローリーから製品の受け入れ、タンクから製品の払い出し、在庫管理、ドラム充填、フォークリフト作業、タンク・配管・ポンプ等の設備点検など、多岐にわたる業務を行っています。

現在の担当業務とこれまでの変遷を教えてください。

S.N.

私は作業全般の責任者を務めています。名古屋事業所北エリアのOPで最初に覚えるのがタンクローリー作業です。屋外貯蔵タンクに貯蔵している製品をタンクローリーに移送する作業で、ここで製品の受け入れ・払い出しの基本を徹底して身に付けます。今、K.T.くんはタンクローリーの担当だよね。

K.T.

はい、OPに配属されて以来、タンクローリーの担当です。基本的にOP人員2名と運転手の計3名で取り組みます。例えば、製品を出荷する場合は、積載前のタンクローリーの確認と計測、積み場(作業場所)の確認、車両の誘導、送液設備とタンクのホース接続、移送、最終確認、片付けまで一貫して行います。

S.N.

タンクローリーの作業に慣れたら船舶、ドラム充填、タンクローリーに製品を積載する作業、フォークリフト作業などの作業を経験します。特に船舶作業は配管を通して海上との間を移送するため、常に製品の漏洩リスクを考えながら取り組まなければなりません。そのため、専門知識や対応力、船舶との連携スキルが求められる作業です。

K.T.

今はタンクローリーが主務ですが、少しずつドラム充填や船舶作業のフォローに入って勉強している最中です。

抜群の連携力の源は、コミュニケーションを大切にする風土

部門を超えて他グループと連携することはありますか? また、連携するときに心掛けていることを教えてください。

K.T.

ありますね。一番多いのはSD(ストレージ ディストリビューション)です。OPはSDが発行した作業指示書に基づいて取り組むので、必ず内容確認のために話します。検尺(タンク内の液体を測定する作業)などSDから依頼されることが多いので、常にやりとりしています。

連携するために心掛けているのは、相手の立場になって話すことです。お互い全く違う仕事だからこそ、歩み寄って協力する姿勢が大切だと考えています。あと、OPでの専門用語は使わないようにしています。社内だからといって全員が知っているわけではないので、伝えるときは分かりやすく伝えるように努めています。

若手社員を育成するうえで、心掛けていることを教えてください。

S.N.

新人の方には「まずは環境に慣れてください」と話しており、こちらからも声掛けをするよう心掛けています。仕事は毎日やっていれば自然と覚えられますが、環境に慣れないと思うように立ち回れません。まずは社員の顔と名前を覚えてもらって、仕事以外の話も多くするようにと伝えています。何気ない会話だからその人の心境を知ったり、強みやスキルを見つけたりできるからです。K.T.くんにも、相手との距離感を縮めつつ仕事の話をするように伝えているよね。

K.T.

そうですね。最初から堅苦しい雰囲気にならないように、自然に会話しています。S.N.さんが日頃からコミュニケーションを取る大切さを説いてくれるので、現場は自然と会話が生まれる雰囲気になっていると感じます。

S.N.

OP全員に対しては、準備を徹底するよう伝えています。荷役作業は全体の2割から3割、それ以外は全て準備です。準備をしっかりしていれば、イレギュラーなことがあっても対応できます。慣れている作業だと思っても製品の種類や受入量によってやり方は異なりますし、当日の天候によって作業の進行具合も変わってきます。新しい荷役なら、なおさら何が起こるか分かりません。ですが、事前に多くの事を確認すれば少しでもリスクがある部分を改善できます。いかに準備が重要なのかを日頃から伝えています。

お二人から見て、OPグループはどんな雰囲気ですか?

K.T.

S.N.さんの「まずは環境に慣れる」という考えがOP全体に浸透していると思います。そのおかげで社員同士の距離が近くなって、仕事からプライベートのことまで話しやすい関係性だなと。時間が合えば仕事帰りに飲みに行くこともありますね。作業ごとに担当が分かれていますが、どの担当とも話しやすくて、風通しが良いと思います。これはOPに限らず、名古屋北全体に言えますね。

S.N.

そうだね。名古屋北は全体的に良好な雰囲気。とても働きやすい環境だと私も感じます。休日にOP、SD、施設管理、物流のメンバーで釣りに行っているし、部門を超えて仲が良いのは名古屋北の自慢ですね。

皆さん本当に仲が良いんですね。社員同士が交流できるイベントはありますか?

S.N.

夏と冬の懇親会があります。名古屋の全事業所で行うため2日間に分けての開催ですが、他の事業所の人と話す機会があるのは良いと思います。

未経験でも問題なし!CTTで活躍できる人物像とは

お二人が思う「CTTで活躍できる人物像」を教えてください。

K.T.

OPでいえば、危険物や毒物・劇物を扱っているので、丁寧な仕事ができる人。あとは協調性があって、周りとコミュニケーションを自ら取ろうとする人だと思います。

S.N.

素直でどんなタイプの人でもコミュニケーションを取れる人です。入社前のスキルや専門知識は問いません。周りの声に耳を傾け、実行できる人と一緒に働きたいですね。

今後の目標や抱負を教えてください。

K.T.

タンクローリー作業のスペシャリストになると同時に、船舶など他の作業ももっとできるようになることです。また、丁寧な仕事を心掛け、ヒューマンエラーが起こらない現場づくりをしていきたいと思います。

S.N.

現場を預かる立場としては、今後も引き続き安全第一で事故が起こらない現場環境の維持に徹していきます。若手を育成する立場としては、世代交代が始まってきたので若手がより活躍できるようにバックアップに回りたいと思います。

最後に、CTTへの入社を検討している方へメッセージをお願いします!

K.T.

CTTの強みは安定した経営基盤。腰を据えてキャリアを重ねたい人は、安心して働けると思います。タンクターミナルという事業柄、官公庁とやりとりしたり、他の業態では味わえないスケールが大きな仕事に携わったりできる点はやりがいを感じます。みんなで協力しながら業務をやり終えたときの達成感もひとしおです。休日休暇制度も万全で、ワーク・ライフ・バランスが充実している点も魅力です。規則正しい生活を送りながら、一味も二味も違う仕事をしたい人はぜひ当社を選んでほしいと思います。

S.N.

経営基盤もさることながら、全国に拠点を構えている点もCTTの強み。希望する事業所へ異動できる可能性もある選択肢の広さが魅力だと思いますね。また、働くほどさまざまな専門知識を身に付けられるので、年々面白みを感じられると思います。当社は入社してくる大半が未経験者ですし、入社後はOJTでしっかりと学べる体制を整えています。何よりも、優しい人ばかりが集まっているので、安心して入社してきてほしいですね。ぜひ一緒に働きましょう!