一体感が横浜事業所の魅力 入社してから現在までのキャリアの変遷を教えてください。 F.O. 入社後3年間は、川崎北事業所のOP(オペレーション)で現場対応に従事していました。その後は施設管理に配属となり、8年目に横浜事業所の施設管理に異動。施設管理は名前の通り、貯蔵タンクなどあらゆる設備の維持管理を担う部門で、点検結果の取り纏めや設備の新設・改修工事の行程管理、消防署への工事申請、緊急時の対応を行っています。 D.T. 最初に配属されたのは川崎北事業所の施設管理で、2年後に横浜事業所の施設管理に異動しました。その後は財務・総務を担う管理グループに配属となり、2016年からSD(ストレージ ディストリビューション)に異動。現在は、担当顧客の窓口をしながらグループ長としてマネジメントも担っています。
日々どのように業務に取り組まれているのか教えてください。 F.O. 日によって異なりますが、施設管理の1日は工事内容の確認から始まります。施工業者が持参した工事許可証をチェックシートに基づいて確認し、問題なければ所長に許可をいただいて工事に入ってもらいます。OPとSDには工事区画のアナウンスと共にローリー車の通行ルートの変更や誘導をお願いします。各部門への調整も私たちの役割です。これらを午前中に終えたのち、午後は各種設備の点検や他の工事の仕様書を作成します。工事中であれば、現場の見回りや業者の現場監督と翌日についてミーティングを行います。 D.T. SDは、問い合わせ対応やオーダー受注などのお客さまとの直接やりとりと並行して、常に他部門と連携を取っています。例えば、既存顧客が荷役の追加契約を検討している場合、営業からSDに対応可否の問い合わせがきます。問い合わせを受けた後、SDが最初に相談するのが施設管理です。お客さまの希望が通るかどうかは設備の状況によって変わります。設備で特に問題なければ我々でスケジュールを組んで営業に提案し、無事に契約となった場合は、すぐにOPに今後のスケジュールと作業指示書を共有します。このように当社の業務は部門を超えたコミュニケーションが要。特にOP・SD・施設管理の連携はマストで、三位一体となって日々取り組んでいます。 F.O. 横浜は部門関係なく協力的ですよね!工事中を例にあげると、工事車両の往来や通行止めが多くて通常業務がやりにくい状況でも、誰も文句を言いません。今まさに大規模な新設工事の真っ最中ですけど、みんな本当に協力的。クレーン車を急に停めることになって動線が塞がれても、「じゃあどうしよっか?」と一緒に考えてくれる。施設管理としてはすごくありがたいですし、そういう姿勢が横浜の魅力だと思います。 D.T. 本当にそうだね。SDも日々助けてもらってます。お客さまから新規案件のご相談を受けても物理的に無理な場合、OPや施設管理が代替案のアドバイスをくれるから本当に助かります。SDは現場に弱い部分があるから、現場のプロ目線で提案してくれるのはとてもありがたいですね。 横浜事業所は連携力が抜群と聞いています。 D.T. そうですね。私は10年ほどいるので横浜のこの感じが当たり前と思っていますが、他事業所からは「よくまとまっているね」と言われます。部門ごとに主張が異なる部分もありますけど、譲るところは譲って全員で協力しようとする一体感があるかな。部門ごとに壁がないし、仕事のことから雑談まで気兼ねなく話せます。 F.O. 全体的に明るい雰囲気で居心地が良いですよね。横浜は“陽キャ”が多い気がします(笑)。
働けば働くほど幅広い知識が身に付く どのようなときに仕事のやりがいを感じますか? F.O. 日頃の業務でいえば、設備の不具合を直したときです。みんなから「助かった!」と言われると、やっぱり嬉しくなりますね。任された新設工事が終わったときの達成感は一言では言い難いです。設備の仕様から業者の選定、発注、工程管理とどれも時間がかかることばかりですが、一つひとつ確実にやり遂げて、頭の中で想像していたものが形になったときは胸にグッときます。ものづくりを担う施設管理ならではのやりがいだと思いますね。協力会社の方と話し合いながら作っていく過程も楽しいです。 D.T. 一番のやりがいは、お客さまのご要望に応え、信頼関係を深められたとき。お客さまあっての会社ですから、顧客満足につながったときは嬉しくなります。先ほど話したように、部門を超えて考えた案が成果につながったときは達成感があります。事業所内の結束力を感じられることもやりがいの一つです。
お二人とも2部門以上経験していますが、だからこそ得られた学びや新しい気づきなどありますか? F.O. OPから施設管理に異動したとき、現場業務の下地を作っているのは施設管理なんだと気づきました。OP時代は日々決められた作業を当たり前にしていましたけど、難なくできていたのは、施設管理が隈なく点検していたからこそ。施設管理になってから「こんなにたくさん点検してたんだ」と驚きました。 D.T. 施設管理では設備のことを、管理では事業所の収支バランスや人事に関することを学びました。SDは顧客対応だけでなく会社の収益も見るので、日頃から収益を伸ばすために試行錯誤していますし、関税に関わる業務もあるので関税法についても学んでいます。当社の事業は消防法や石油コンビナート法など40弱の法律と関わっているので、覚えることは満載ですし(笑)、勤続年数が長くなるほど多様な知識が身に付きます。新しいことを覚えるのは大変である反面、知識が広がっていくことに面白みを感じています。 後輩を育成する立場として心掛けていることや意識していることを教えてください F.O. 後輩と同じ立ち位置になって話すことです。これまで私の上司がそういう人ばかりで話しやすかったので、自分もそうなりたいと思っています。また、どこか点検に行く際はなるべく後輩に声を掛けるようにしています。最初の研修で全設備を説明しきれないので、少しでも知識を得てもらう機会を設けたいなと。その積み重ねによって知識が広がれば、何かトラブルが起こっても「このパターンはこの方法で対応できるかも」と自分で考えられるようになると思うからです。一人でも解決策の当たりをつけられるようになってほしいと思っています。 D.T. 全員が共通認識を持って同じ目標に向けて取り組む。そんなチームになるように導くことを心掛けています。とはいえ、みんな同じ型にはまる必要はありません。むしろ個性を最大限に発揮してほしいですね。その結果、意見がぶつかったとしてもそれはすごく良いことだし、みんなの声を集約して筋道を立てるのが私の役割なので、遠慮せずに個性を出してほしいと思っています。
意欲・柔軟性があればどこまでも活躍できる お二人が思う「CTTで活躍できる人物像」を教えてください。 F.O. 施設管理でいえば、DIYや創意工夫が好きな人ですかね。最初から自分なりに考えてやってみて、途中で上手くいかなかったとしても、それさえも楽しみながら柔軟に方向転換できる。そういう人は向いていると思います。 実際に、業者さんと話が進まなかったり、消防署で工事の申請が許可されなかったりと、一筋縄でいかないことが多々あります。そういうことがあってもへこたれずに取り組める人が向いているんじゃないかな。 D.T. F.O.さんと同意見です。予想外のことが起こっても、想像力を働かせてより良い方向に進もうとする人が向いていると思います。SDでいえば、お客さまのご要望が難しいとしても、どういう方向性であれば可能かどうかを考えることが欠かせません。レールに敷かれた業務しかやらない人は当社に合わないかな。自分でレールを敷くくらいの気持ちがある人が活躍できると思います。
最後に、CTTへの入社を検討している方へメッセージをお願いします! F.O. 当社は経営層がちゃんと現場を見てくれる会社です。社長は半期に1回は事業所に来て直接メッセージをくれますし、本社と現場が乖離していないので安心して働けています。常に成長しようとする前向きな企業姿勢も魅力だと思います。すごく良い会社だと思うので、少しでも興味がある人はエントリーしてください。当社の社員の大半が業界未経験で入社しているので、職歴は関係ありません。“やってみたい”という気持ちがある人をお待ちしています。 D.T. 知識や資格は後から身に付くものなので、入社前に知識がなくても問題ありません。正直に言うと、やる気さえあればいくらでも成長できるので、職歴に縛られることなく飛び込んできてほしいと思います。また、当社は絶賛急成長中ですので、今入社すれば会社の未来や方向性を創造していけるチャンスがあります。自分次第で成長を早め、先頭に立つことも可能な環境ですので、大きなやりがいを得られると思います。可能性しかない会社なので、みんなで協力しながら成長したい人はぜひエントリーしてください。